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豆まき(2月3日)

今日は節分。

節分とは、季節の節目である「立春、立夏、立秋、立冬の前日」を意味し、1年に4回あります。旧暦では春から新年が始まるとされていたため、立春の前日である「2月3日頃」が大晦日に相当する大事な日として定着したそうです。

そのため、現在では「節分」といえば2月3日を指すようになったそうです。


そして、節分と言えば、豆まき。保育園にも鬼がやってきました!!

ちゅーりっぷ組の子どもたちは、こわがってしまい、まったく豆を投げることができず。。保育士が、『鬼は外!!』と新聞紙の豆を投げて追い払ってくれました。

鬼が出ていくと、『お兄さんたち、だいじょうぶかな?』と窓越しに見ていました。


次はたんぽぽ組のお部屋です。

鬼の姿が見えるまで、豆入れの鞄を持って豆まきごっこをして遊んでいたそうですが、姿を見るとやっぱり怖くなって、保育士のもとへ。きょとんと立ちすくむ子や、泣き出してしまう子もいましたが、泣きながらも、勇気を振り絞って『鬼は外!!』と投げている姿も見られました。


最後にひまわり組へ。

ひまわり組の子たちは、鬼のお面をかぶって参戦です。昨日は盛り上がっていたとのことでしたが、いざ、赤鬼を目の前にすると、少し怖い様子。お部屋の奥の方にみんなで固まって、避難していました。それでも、頑張って『鬼は外!!』とうとう、鬼は降参して外へ。


保育園の外を逃げていく鬼に恐る恐る手を振るたんぽぽ組。

ひまわり組も遠目で見送っていました。

鬼が逃げた後に、まめがらやイワシ、ヒイラギの話をしました。

焼いたイワシの香りを『くさい~!』と言ってみていた子どもたち。

鬼が再び来ないようにと、園庭側の窓と玄関に飾りました。


鬼が出ていって、一安心の子どもたちです。あ~、よかった。

怖くても、お友だちや保育士たちがいると、頑張れるんだね!!


日本の伝統行事には、こわいもの(獅子舞やなまはげなど)が登場してきます。病気や悪いものを鬼などにして見える化し、追い払うことで無病息災などを願ったそうです。最近、怖いものが減ってきていると聞いたことがあります。怖い経験をしなくなってきているとも。


今回は行事を通して、お友だちや保育園という安心できる環境の中で、あえて怖い経験を。

こわいという感情を知ったり、こわい時、回避するにはどうすればいいか。立ち向かったり、仲間に頼ったり。そんな経験や気づきも、年に一度くらいあってもいいのかとも。


とはいえ、まだ012歳児という年齢なので、子どもたちの様子を見ながら、加減を考えて行いました。


豆まきの行事を話し合う際も、こわがらせていいのか?という話も出ました。行事を終えての反省でも、おそらく、出てくるかと思います。毎年悩みながら行う節分行事です。

『こどもにとって』何が一番大事か、これでいいのか?もっといい方法は?

日々の保育でも、保育士たちは悩みながら保育をしています。

その子その子に対して、『悩み続ける、考え続けるのが私たちの仕事』だと。



今日の『豆まき』では、みんな、どんなことを感じたかな?

お家でも、家族みんなで豆まきをするのかな?


今年も一年、元気いっぱい笑顔いっぱい、みんなでにぎやかに過ごせますように♪




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