『さつまのおいも』や『おいもさんがね』の絵本を見ながら、「こんなに大きなお芋もあったね、小さいのもあるね」と、芋ほりをしたことを思い出した後、紙粘土を出すと興味を持って集まってきた子どもたちです。
保育士がギュウっとしたりする様子を見せながら、触れないでいる子には一緒に触るなどしていきました。初めての紙粘土の感触に戸惑う様子の子もいましたがほとんどの子が楽しそうにギュウっとしたり指で少し触ってみたり。
黙々とコネコネし続ける子や、指で穴をいくつもあけて楽しむ子、ちぎってみる子も。
『ホットケーキ!!』とコネコネしてできた形を見て保育士に見せてくれる子もいました。
『大きなお芋とったよ』とサツマイモ堀りの日のことを思い出しながら話している姿も見られました。 本物と同じくらいおおきなサツマイモができました。次は、色付けです!!
数日後、固まった紙粘土のさつまいもを見せると、「わーー」と興味を持って見ていた子どもたちです。絵具を用意すると、気になった子から座り始め、さっそく色づけ開始。
やり始めると絵の具に付けることを嫌がることもなく、しかも、塗れていないところにも細かく指で塗っていました。
手に絵の具が付く事を嫌がる子がいるかと思いましたが、みんな、手が紫に染まってしまうのではないかと思う程、夢中になって色づけを楽しんでいた。
色づけしながら、『おいもだー!!』とうれしそうな大きな声が。
素敵なおおきなサツマイモが出来上がりました。
乾いてから、育室に出すと、さっそく焼き芋ごっこを。保育士が作ったブロックのコンロの上に、サツマイモをたくさん並べたり、おままごとの鍋に入れてみたり。楽しかった体験をごっこ遊びにさっそく取り入れていた、子どもたちでした。
ほかにも、落ち葉や小石で焼き芋ごっこをしたり、園庭で育てていた大根を抜くときも、『おいもは?』と探していたり、子どもたちにとって、芋ほり体験はすごく印象深かったようで、いろんな場面で、お芋のことが会話や遊びの中に出てきています。
しばらくの間は、お芋ごっこで楽しむのかな?